初めて社会人になって、わからないことばかりだったのですが、同じグループの先輩方に聞けば、何でも教えてくれるので、楽しく業務に取り組めています。
先輩方は、私が尋ねると業務の手をとめて話を聞いてくれるので、感謝しています。
今年から営業担当を持つようになったので、業務内容もガラッと変わりました。また、責任も増したと感じますが、今のところ困ることもなく働けています。

私が最初に所属したチームはLEDのチームでした。右も左もわからないまま、先輩方に言われた通りに業務に取り組んでいたところ、ある日、上長から「Oさんの担当した製品の採用が決まった！」と知らされました。
実際に、開発したLEDが使われている現場に出向き、照明が光っているのを見て「すごい！」とやりがいを実感した思い出があります。

私が入社した当初はコロナ禍の真っただ中だったので、配属されても出社できなかったんです。
そのため、自分が本当に会社に所属しているのかどうか、実感が湧かなかった記憶があります。

入社してから初めてのゴールデンウィークが明けた後から、電話対応が始まったのですが、最初のうちは、相手の会社名すら聞き取れない状態で、辛かった思い出があります。
慣れてしまえば、何ということはない業務ですが、当時はひたすら電話を取っては保留ボタンを押して先輩に尋ねるということを繰り返しました。大きな壁でしたね。
でも、先輩方が優しく教えてくださるので、克服できました。電話対応は、社会人として必須のスキルなので、克服できて良かったです。

技術部では、設計・開発から量産まで手がけているため、業務の中で社内外のさまざまな人との連携が求められます。
たとえば、1つの製品に10から20社のパートナー企業が関わっています。同時進行で、それぞれの担当者とメールでやり取りしたり、打ち合わせをしたりすることになります。
こういった部分は大変だと感じますが、設計から工場での量産の立ち合い、実際にお客様に使われるまでを見届けられるところがやりがいですね。

まだまだ製品を開発していく上で必要な知識が不足していることを痛感しています。
現場で吸収していくことを心がけてはいますが、新しい技術についても学んでいかなくてはならないので、この点が業務の大変さだと思います。
ただ、実際に製品が形になると感動も大きいので、勉強するからこそ業務が面白くなるともいえます。

当社は、地下にショールームを設備していて、ここにお客様を招いてデモ機を使って光の効果を一緒に確認したり、器具を試したりします。
実際に器具が採用されると、やはり嬉しいですね。これが営業としての醍醐味だと思います。
大変な面は、先ほどHさんも言っていたように、製品知識を身に付けなければならない点。
まだ3年目なので、自分より実践経験が豊富なお客様に対して提案しなければならない時には、まだまだ知識不足で、後から「今ひとつ、うまく提案ができなかった」と反省することも多いですね。

お客様の方が知識があるので、自分が提案するというより、お客様と一緒に考えるといった感じで仕事を進めています。
受注から納品までに、だいたい3から4ヵ月かかるので、僕が営業担当を持った頃に受注した案件が、ちょうど今、納品する時期にさしかかっています。実際に製品が納品されるのを見ると、やりがいを感じますね。
営業職は、売上に直接、貢献できる職種なので、自分が出した結果の数字を見ることも、やりがいにつながっています。